その男、武千代

35歳、妻帯者、モッズ系、借りぐらしの崖っぷち。

今さら「闇金ウシジマくん」にハマる

マンガワン」というアプリをしばらく前にダウンロードした。

 

小学館が運営しているサイトで、1日に無料で何話かマンガが読める。

 

読めるマンガのラインナップも充実していて、マンガワンオリジナルのマンガから、手塚治虫や、高橋留美子、さらには小学館の週刊誌で連載されているマンガもある。

 

最初はマンガワンオリジナルのマンガを読んでいたのだが、週刊誌の「スピリッツ」に連載されているマンガもあることに途中で気付き、「アフロ田中シリーズ」や、「アイアムアヒーロー」を全巻制覇した。

 

そして今、「闇金ウシジマくん」を全巻制覇するべく読み進めている。

 

闇金ウシジマくん」についてはドラマ化されたり、映画化されたり何かと話題になっていたので、作品名と、だいたいの内容は知っていた。

 

何なら、連載開始された時に私は大学生で、毎週スピリッツを買って読んでいたので、第1話を読んだことがある。ウシジマくんの連載スタートをリアルタイムで体験している。

 

当時のスピリッツで連載されていたマンガの中でも異色を放っていたし、ガラの悪いマンガが始まったなぁ、くらいにしか思っていなかった。まさか、山田孝之が主演でドラマ化、映画化されるとはその時は思いもしなかった。

 

連載が始まって数話は読んでいたが、「若い女くん」編を境に、私は「闇金ウシジマくん」を読むのをやめてしまった。

 

ピースフルな世界に生きていた当時の私には、少々内容が過激すぎた。

 

借金返済のために風俗で働き、クスリ漬けになり、新興宗教にハマっている姿でオチを迎えるこの話は、学生時代の私にトラウマを植え付けた。

 

あれから10数年、当時ピースフルな学生だった私も社会人になり、それなりに社会の荒波に揉まれ、世の中の汚い部分もボチボチ見て歳を経て、多少スレた大人になった私は、再度ウシジマくんに挑戦することにした。今の私なら、ウシジマくんを楽しめる、自信を持って、ウシジマくんに、臨んだ。

 

読み始めて気付いたことがある。

 

私がビビって読むのをやめた「若い女くん」編は連載始まってすぐの話しだったようで、私は、過去のトラウマといきなり向き合うことになった。

 

10数年ぶりに読む「若い女くん」編は相変わらず恐ろしく、その救いのない展開は35歳のオジさんの気分を落とすには充分過ぎるくらいの破壊力を保っていた。

 

読み終わって思った。

 

こりゃやっぱ無理かも。

 

こんな話しがまだ200話以上あるなんて。

こんな世の中の嫌なとこや、汚いとこが全開の話しが200話以上も続くなんて。

 

心が折れそうになりながらもそこから、

「バイトくん」

闇金狩りくん」

「ヤンキーくん」

「ゲイくん」

「ギャル汚くん」

「フーゾクくん」

「フリーターくん」

「サラリーマンくん」

タクシードライバーくん」

「出合いカフェくん」

と順調に読み進め、現在

「スーパータクシーくん」

を読んでます。

 

読めば読むほど気分が落ちるので、もはや地を這うようなテンションで毎日コツコツ読んでます。もはや苦行。出勤、帰宅の電車内でいたずらに自分の気持ちを擦り減らす毎日。

 

まだまだ先は長いですが、強い意思を持って、生活に支障が出ないレベルを保ち、最後はハッピーエンドであることを信じて、読み進めたいと思います。

Salvatore Ganacciというアーティスト

しばらく前にツイッターを見ていたら、

「Salvatore Ganacci」

というアーティストを見つけた。

 

Salvatore Ganacci - Horse (Official Music Video) - YouTube

 

ヤバい。意味がわからない。

どういう状況なのか一切わからない。

 

何故、家族は動物たちをいじめるのか。

鷲はどうしてSalvatore Ganacciに助けを求めるのか。

Salvatore Ganacciは動物たちとどういう関係なのか。

Salvatore Ganacciはどうして巨大な靴に乗っているのか。

どうして家族はSalvatore Ganacciにされるがままなのか。

家族の主は何故あんなに目が虚ろなのか。

どうして家の中に虎がいるのか。

 

意味がわからなすぎて色々深読みしてしまう。

何か強烈なメッセージが込められているのか。

しかし、深読みしても何もわからない。

何回見ても、何もわからない。

いたずらに心がざわつくだけだ。

 

この動画で「Salvatore Ganacci」を知った私は、彼のYouTubeチャンネルを登録した。

 

Salvatore Ganacci - Kill A Soundboy (Feat. Nailah Blackman) OUT NOW! - YouTube

 

わからない。

なんなんだこれは。

どうして地面から子宮が出てくるんだ。

何故だ。

わからない。

何かのメタファーなのか。

またもや深読みを試みるが、わからない。

こんな短い動画なのに、こんなに情報量が少ないのに、私の心が激しくざわつくのがわかる。

 

The Real Salvatore Ganacci - YouTube

 

これは一見わかりやすいく感じるが、今までの動画の中でも群を抜いて意味がわからない。

タイトル通りに「Salvatore Ganacciの本当の姿」だけでは片付けられない。

なぜSalvatore GanacciはThe White StripesのSeven Nation Armyのリズムで自分の名前を歌っているのか。

何故比較的いい声なのか。

何故途中でキーが上がるのか。

冴えないオジさんからSalvatore Ganacciに変身する時、どうして靴だけはメカニックな変身の仕方なのか。

ロボットなのか。

Salvatore Ganacciはロボットなのか。

普段は冴えないオジさん型ロボットで、時々Salvatore Ganacciに変身するのか。

わからない。

いくら考察を重ねても、私にはSalvatore Ganacciがこの動画に込めたメッセージがわからない。

 

彼の動画は、基本的に私には理解出来ない部分がほとんどだが、心を揺さぶる何かがある。

何がそんなに私の心を揺さぶるのか。

それはわからない。

彼の動画の内容もわからないし、それに心を揺さぶられている自分も意味がわからない。

 

ひとつだけわかっていることは、

Salvatore GanacciはDJだということだ。

 

Salvatore Ganacci Summer Recap 2017 - YouTube

 

あと、身体能力が、高い。

杏仁豆腐の個性

チェーン店ではない、街の中華屋さんが好きだ。

 

あなたの街にもないだろうか、

看板は黄色と赤で構成されてるいかにも「中華屋さん」的な感じで、

店員さんは片言の日本語で、

店員同士が中国語で雑談している、

店内のBGMが聞いたことのない中国語のポップス、

ランチがだいたい600円〜800円くらいで、

ご飯の大盛り無料だったりおかわり無料。

 

私はこういう中華屋さんのランチが好きなので職場の近くにないかリサーチして、常に2、3店舗抑えている。職場が変われば、中華屋さんを真っ先にリサーチする。

 

12年間にわたる社会人生活で、数々の中華屋さんに通った。

 

そして一つの共通点に気付いた。

 

どこの中華屋さんのランチにもメインのおかずの他に、

「卵スープ」

「ザーサイ」

「小鉢の杏仁豆腐」

が付いてくる。

 

街の中華屋さんのランチはほぼこのラインナップで揺るがない。

 

これはもはや、「走れば早い」とか、「叩くと痛い」とか、「飲むと潤う」とか、「ショートボブでクリープハイプが好きで浅野いにおが好きな女はメンヘラ」と同じレベルで揺るがない。

 

その中でもとりわけ、

「杏仁豆腐」

にはそのお店の個性が出やすい。

 

スプーンですくったのをそのまま小鉢に入れたみたいなお店、小鉢に杏仁豆腐の素を入れて固めて出しているお店もあれば、綺麗にひし形に切ってシロップに浸されていてクコの実が乗っている本格的なお店もある。

 

私クラスになると「杏仁豆腐」を見ればそのお店がどういうお店かわかる。「杏仁豆腐の個性」はすなわち「お店の個性」。

 

キチンと美味しい「杏仁豆腐」を出してくれるお店は間違いなくいい店だ。あくまで「ランチのおまけデザート」の杏仁豆腐をキチンと作っているお店を、私は信用せずにはいられない。夜に行っても美味しい中華が提供されるに違いない。

 

そう信じて、夜に行ってみると大して美味しくない中華が出てきてガッカリ、なんてこともある。

 

これだから中華屋さん巡りはやめられない。

だから私は今日も中華屋さんでランチを頼む。

お酒、誰と飲んでも、それなりに楽しいのは、お酒が好きだからじゃない。

 

 

仕事終わりに3、4人で飲みに行くなら気楽に行けるのでいいのだけど、働いている事務所での「飲み会」や、営業部みんなが集まる「飲み会」になると途端に億劫になる。「飲み会」と言うフレーズがもう好きじゃない。

 

大勢人がいる「飲み会」は、疲れる。知らない人がたくさんいる「飲み会」は、疲れる。上司がたくさんいて気を遣う「飲み会」は、疲れる。

 

乾杯が始まる前のあのなんとも言えない空気感も嫌いだ。

知らない人ばかりの飲み会だと、どこの営業所の人か、どっちが役職が上かとか、どっちが社歴が長いかとか、年齢的にどっちが上かとか、探り合いながら当たり障りのない話をしないといけない。もう乾杯前から疲れてしまう。

 

だからあまり「飲み会」には積極的に参加したくない。

行かなくていいなら、行きたくない。参加が任意なら、拒否権を発動する。年甲斐もなく行きたくないと、グズる。

 

年長者の人たちは、

「横の繋がりも大事だから」

とかもっともらしいことを言うが本当はただ飲みたいだけだろ、と私は思う。

おじさん達は飲み会に大義名分が欲しいのだ。「飲み会」を正当化する理由が欲しいのだ。

 

さらに言えば私はお酒が好きではない。

「お酒が飲める」と「お酒が好き」は違う。「飲める」から「好き」とは限らない。あくまで体質の問題で、私はお酒を「飲める」だけで「好き」ではない。

 

どんなお酒でも飲めるから飲んでるだけで特定のお酒が好きでもないし、味の違いも大してわからない。

もちろん「日本酒」と「焼酎」と「ウイスキー」の違いはもちろんわかる。味が違うから。

あとは「飲みやすい」とか、「飲みにくい」のレベルの差があるくらい。ウイスキーは飲みにくいし、テキーラはもっと飲みにくい。それくらい。

 

でも、結局酔っ払ってしまえばまぁまぁ面白おかしく振舞ってしまう。面白くもないのに。

 

お酒も嫌いだし、飲み会も嫌いだけど飲み会の雰囲気だけは好きで長年やらせてもらってます。

「マイケル3世」の圧倒的才能

私はここ数年、

「ファッションリーダーでありたい」

と思って暮らしていた。

 

モッズ界の超新星

そしてモッズに止まらないファッション性、

モッズとモードの架け橋、

モッズとフレンチファッションの合いの子、

モッズとアメカジのハイブリッド、

モッズにインスパイアされたスポーツファッション、

モッズ界の革命児、

すなわち、それは私、武千代。

日本、いや世界のモッズが認める存在になりたい、それが私の目標だった。

 

 

「モッズ界の革命児」になるために日々「WEAR」を眺め世のオシャレさんのファッションをチェックし、メンズファッションバイヤー「MB」氏のメルマガを購読しファッションを体系的に学び、ネットで見つけたオシャレに敏感なファッションサイトをお気に入りに登録して日々チェックする日々。

 

私はファッション漬けの日々を過ごし、ストイックにファッションと向き合い、メキメキとファッション偏差値を向上させた私は、もはや

地元じゃ負け知らずなモッズ系34歳」

になったと感じていた。

 

もう誰かの模倣はやめ、オリジナリティを追求する、「フォロワー」ではなく「リード」する存在、すなわち

「ファッションリーダー」

として振舞っても良い時期が来たと思っていた。

 

 

そんなある日、

「そろそろ世界に目を向けよう」

と海外のオシャレファッションサイトを検索した時に見つけたのが

マイケル3世

というファッショニスタ。

 

ニュース|クリスチャン ルブタン公式サイト - アーティスト兼インスタグラマー:Michael the III

 

このサイトの紹介文を読んでも「マイケル3世」が一体何者なのかよくわからない。色々と検索をしてみたが「マイケル3世」の全貌がわかる日本語サイトが見つからない。

 

 

実際に私が初めて「マイケル3世」の存在を知った記事を読んでもらいたい。その方が「マイケル3世」を感じて頂けると思う。

 

マイケル3世式 オープニングレセプションの装い | SSENSE 日本

 

このサイトに辿り着き、「マイケル3世」に初めて触れた時に思ったのは、

 

「文章が恐ろしく読みづらい」

 

ということだ。

 

私はこの記事を読み切るのにおよそ1週間かかり、記事の内容を理解するのにさらにもう1週間程の時間がかかった。英語の原文を無理矢理訳しているのか、日本語を読んでいる気がしない。頭に文章が入ってこない。こんな感覚は初めてだった。

 

ただそんな恐ろしく読みづらいこの文章を最後まで読んでしまう程、私を惹きつけたのは「マイケル3世」のファッションだ。彼の感度の高いファッション。控え目に言って、ファッション性が、高過ぎる。

 

先程のサイトに掲載されている全ての写真が、私が今まで触れたことのない斬新なファッション、前衛的な構図、そして圧倒的なオリジナリティを放っている。唯一無二。他に類を見ない存在感。これが本当の「ファッションリーダー」だ、と私は直感的に感じた。彼こそが「ファッションリーダー」だ、と。

 

 

そこから彼の記事をいくつか読んだ。どの記事も読みづらい文章だが、ファッションスナップはやはり圧倒的な個性を放っている。

 

マイケル3世式 ベッドルームファッションの手引き | SSENSE 日本

 

世の中に「ベッドルームファッション」という概念があることを教えてくれた「マイケル3世」。

 

マイケル3世式、オフィス ファッションの手引き | SSENSE 日本

 

このオフィスファッションの記事は個人的にかなり好みで、こんなファッションした人間が突然職場に配属されたら毎日ワクワクするな、と思いながら読んだ。

 

マイケル3世式 ジム ファッションの手引き | SSENSE 日本

 

私もジムに行くので「ジムファッションの手引き」は興味深く読ませて頂いた。

 

 

しかし、はっきり言って「マイケル3世」が提案しているファッションが「オシャレ」なのか、今の私には理解が出来ない。

 

「マイケル3世」が「ファッション」を「リード」している事はわかる。

 

今の私の「オシャレ偏差値」では、彼のファッションを正当に評価することが出来ない。そのレベルまで達していない。数年かけて上がったと思っていた私のオシャレ偏差値は、「マイケル3世」の前では無力であった。無力であり、おそらく彼のレベルまで到達する事は私には不可能だろう。不可能だし、「マイケル3世」みたいになりたいかと言われると、特になりたくない。なりたくないし、私は、あんな格好で外に出れない。

 

 

私はもう自分のことを「ファッションリーダー」だなんて言わないし、今後「ファッションリーダー」を目指したりもしない。私の想いは全て「マイケル3世」に託した。これからも「マイケル3世」には「ファッション」界を常に「リード」してもらいたい。

 

 

「レキシ」のライブに参戦します

私、武千代、明日の横浜アリーナ公演に参加します。

 

 

レキシのライブは今回で3回目。

前回、前々回は武道館公演。

3年振りのレキシのライブ。

 

 

いよいよだ。

前回の武道館公演は行けなかったので久しぶりだ。

 

 

新譜の曲からのゲストは出るのだろうか。

武道館公演の時は色んな人がゲストで出ていた。

横浜アリーナ公演は2daysなのでバラけるのか。

果たしてゲスト自体来るのか。

ノーゲストか。

気になる。

 

 

レキシ。

 

 

ここ数年で私が一番ハマったアーティストだ。

おかげで歴史に再び興味を持ち始め、1人で古墳や城を巡るようにもなった。

九州旅行では「吉野ヶ里遺跡」に行き、「三内丸山遺跡」見たさに青森旅行もした。

仁徳天皇陵」を見るために1人で大阪に向かい、一度で飽き足らず、社員旅行で大阪に行った時も足を運んだ。

日本最大の円墳を見るために1人でレンタカーを借りて「さきたま古墳群」にも行った。

「さきたま古墳群」の近くには「のぼうの城」で有名な「忍城」があるのでついでに行った。

「さきたま古墳群」と「忍城」はここ5年で4回行っている。

初夏の古墳は、草が青々と生い茂り、まるでフカフカのクッションのようで見応えがある。

 

私が嬉々として古墳や遺跡の素晴らしさを人に滔々と語るなんて、レキシに出会う前の私に話しても信じないだろう。

 

 

レキシとの出会いは「狩りから稲作へ」という曲だった。

ラジオから流れてきたこの曲を初めて聴いた時の衝撃、私は未だに忘れない。

私は、曲名とアーティスト名を聞き逃さないように、カーステレオの音量を上げた。

 

曲の最後にパーソナリティを務めていた「グローバー」は言った。

 

 

レキシで「狩りから稲作へ」でした。

 

 

アーティスト名が「レキシ」?

曲名が「狩りから稲作へ」?

なんだそれ?

聞き間違いか?

 

すぐにiTunesで調べるとホントに出てきた。

「レキシ」で「狩りから稲作へ」

 

 

私は期待している。

横浜アリーナでの「狩りから稲作へ」を。

そして横浜アリーナを稲穂で埋め尽くす瞬間を。

「キャバレークラブ」に関する考察

新年の挨拶もないまま、こんな日記で2019年をスタートさせるなんてどうかしてるのはわかっている。

しかし、お風呂に浸かっている時に思いついてしまったのだから仕方がない。

 

今回、

 

『「キャバレークラブ」通称「キャバクラ」にどうして男性は依存するのか。』

 

について、私なりの考察を発表する。

 

◼️キャバレークラブとは

Wikipediaには、

キャバクラとは、キャバ嬢と呼ばれる女性が客席に付き接待を行う飲食店。ネット上で行う『ネットキャバクラ』という種類もある。料金は時間制で、常時接待を行う風俗営業(接待飲食店)である。

と書かれている。

そして、Wikipediaにはキャバ嬢が顧客を獲得するための営業手法等が事細かに書かれている。読みだすと面白くて時間を忘れてしまう。

 

キャバクラ - Wikipedia

 

◼️キャバクラ依存の始まり

当たり前だが、世の男性は生まれながらにキャバレークラブには依存していない。一般的に社会人になってから「キャバクラデビュー」を飾るケースが多いのではないだろうか。

社会人になると、会社の上司に連れて行かれたり、取引先とのお付き合いで連れて行かれたりと何かと「飲み会の後にキャバクラに行く」という機会が多くなる。

飲み会が多くなると必然的にキャバレークラブに行く機会が増えてくる。これが依存のスタートだ。

私見ではあるが、飲み会が多いと言われている特定の業種に、キャバレークラブに依存する男性が多いように感じる。

 

◼️キャバクラ依存度

【ステージ:1(依存度低)】

基本的に、

「誰かに連れて行かれない限りキャバクラに行かない」

というスタンス。自分のお金を払ってまでキャバクラに行かない。私の学生時代の友人の多くはこの[ステージ:1]の人間だ。

この状況の依存度はとても低く、キャバクラがこの世からなくなっても困らないレベル。いわゆる「まともな金銭感覚を持っている」男性だ。結婚するならこういう男性が良い。

 

【ステージ:2(依存度中)】

[ステージ:2]になると、

「友人や、会社の同僚と飲んだ2軒目か3軒目にキャバクラにだいたい行く」

という状況になる。

飲み会の後にキャバクラに行かないと気が済まないレベル。「飲み会」と「キャバクラ」がワンセット。

[ステージ:2]になる頃には、職場近くや地元のキャバクラに馴染みのキャバ嬢がいる。そして、「指名をする」という大人のお金の使い方を覚え、少しずつ1回あたりのお会計が高額になる。「まともな金銭感覚」が崩壊し始める。

中にはワリカンなのをいいことに「シャンパン」を入れたりする猛者も現れる。こういう男性は、他のメンバーの懐事情を考えていないので次回から飲み会に呼ばれなくなる傾向にある。

[ステージ:2]まで来ると自力でキャバクラを断つ事が難しい。「結婚」や「子供が産まれる」、「大病を患う」等、人生のターニングポイントがないとキャバクラから離れられない。

 

【ステージ:3(依存度高)】

「1人でキャバクラに行く」

これがキャバクラ依存の[ステージ:3]。キャバクラ依存の最終形。

[ステージ:2]、「飲み会とキャバクラがワンセット」の状況を長く続けると、たまに飲み会が一次会だけで終わると落ち着かなくなる。ワンセットのはずのキャバクラがないからだ。飲み会終わりでおもむろに複数のキャバ嬢に連絡を取り、出勤しているか確認をして、出勤しているキャバ嬢のいるキャバクラに足を運ぶ。もちろん、1人で。

中には複数人でキャバクラに行った後に、1人だけもう一度戻ったりする男性もいる。これが「1人でキャバクラに行く」、[ステージ:3]への入口という見解もある。

[ステージ:2]を経て、複数のキャバクラに馴染みのキャバ嬢がいる状況なので、1人で行けるキャバクラは何店舗もあり、1人でキャバクラに行ってもそれなりに楽しめる。むしろ1人で行った方が楽しくなってくる。周りのペースに合わせる事なく、自分の心ゆくまでキャバクラを満喫出来る。そして飲み会の後に、毎回1人でキャバクラに足を運ぶことになる。

こうなるともう病気だ。立派な依存症。

「まともな金銭感覚」はとうの昔に崩壊し、深夜まで酒を飲み、タバコの本数も増え体調不良、睡眠不足が常態化する。

こうなるとキャバクラ依存から抜け出すことは基本的に不可能だ。[ステージ:2]の段階で「人生のターニングポイント」があっても、「キャバクラ通い」をやめなかった猛者のみが到達出来る世界。それが[ステージ:3]。 

 

◼️なぜキャバクラに依存するのか

私や、職場の同僚数名はかつて[ステージ:3]であり、完全にキャバクラに依存していた。

その経験を基に「人はなぜキャバクラに依存するのか」という問題と向き合ってみたい。

 

【男だけで飲むことに限界を感じる】

毎夜のように男だけで飲んでいると、最初は楽しかった飲み会も、段々と新鮮味が無くなり、話の内容もマンネリ化してくる。

飲む人を変えたり、居酒屋を変えたりと目先の変化をつけるにも限界があり、「飲み会のペース」に「変化のペース」が追い付かなくなり、最終的に「男だけで飲むことに限界を感じる」ようになる。

出来れば異性で、会話の内容にも新しい風を吹かせてくれる存在がいないか、と考えた時に一番手っ取り早く解決出来る場所、それがキャバクラなのである。

いつものメンバーで飲んでいても、キャバクラに行けばまた新鮮な飲み会に早変わり。毎回同じキャバ嬢がいるわけではないので、同じ店に行っても前回とは違う展開が待っている。飽きたら別のキャバクラに行けば、また新しい展開が待っている。

「ノリの良くないとても可愛いキャバ嬢」より、「ノリが良くて面白い大して可愛くないキャバ嬢」の方が多く指名されているのも、「男だけで飲むのに限界を感じた」男性の心を掴んでいるからなんだと思う。

楽しい飲み会を求めて、男たちは夜な夜なキャバクラに通うのだ。

 

【無責任で許される】

社会人になると、なにかと「責任」がつきまとう。自分の不用意な発言や行動が、勤め先の看板を傷つけるかも知れないし、自分自身の出世や会社での立場に響くかも知れない、取引先に迷惑をかけるかも知れない。

「無責任」は「悪」とされ、「無責任」な人間を容赦なく糾弾する社会構造の中で、「責任」を取れる範囲で無難に生きているように感じる。

世の中に「無責任」でいられる場所は少なく、家族や恋人、友達と一緒にいるにも「無責任」ではいられない。人は生きている限り「責任」から逃れられない。

しかし、(お店のルールを守れば)キャバクラで、我々はある程度「無責任」でいても許される。

職場の事務員には出来ないようなセクハラ発言をしても、女友達には聞けない今日の下着の色を聞いても、上司の事を方汚く罵っても、過去の栄光を自慢しても、わけのわからないダンスを踊っても、最後まで歌えない歌を歌っても、大丈夫。時間内なら大丈夫。足りなかったら延長すれば、大丈夫。

仕事中はとても真面目な取引先の方が、キャバクラで普段見たこともない笑顔でキャバ嬢と騒いでいる姿を見ると、キャバクラでは職場や家庭での「責任」という足枷を外して楽しんでいるように見える。

キャバクラに依存する人は、「キャバクラ」という「空間」に対して、お金を払って「無責任」でいられる「時間」を買っているのかも知れない。

 

◼️キャバクラの正しい楽しみ方

[ステージ:3]当時の私の生活や、お金の使い方を考えると、自分のことながら「頭がおかしかった」としか思えない。今は少し落ち着き[ステージ:2]と[ステージ:1]の間くらいであり、キャバクラと適度な距離を保っている。

 

私のキャバクラ依存度が下がった原因は単純で、「飽き」だ。

 

どんな美味しいご飯やお菓子、面白い映画やテレビだって何度も続いたら人は「飽きる」。私はキャバクラに「飽きた」のだ。

飽きるほどキャバクラに行き、私の手元に残ったのは、キャバクラで貰った領収書と、キャバ嬢の名刺くらいのものだ。高い勉強代だったが、仕方がない。覆水盆に返らず、だ。そんな返ってこない「覆水」をすすって学んだことがある。

 

キャバクラは人の金で行け。

 

これが私が得た一つの「真理」だ。

世の中には接待交際費を使いたがっている人が少なくない数いる。そういう人の尻馬に乗って楽しむ、キャバクラに連れて行ってくれる取引先を増やす、これが最善の方法だと思う。「キャバクラ乞食」と呼ばれようが構わない、キャバクラには行きたいけど、もう自分の金は払いたくないのだ。

 

 

 

長々と書いてきたが、私のキャバクラに関する考察は以上である。私が見聞きした狭い範囲での考察なので、あくまで個人の感想として読んでいただきたい。

ただ、この日記が皆さまの適度なキャバクラライフに寄与できたら嬉しく思う。