その男、武千代

38歳、モッズ系2児の父。

披露宴の「ステージサイド席」

これもまた6月のことですが、会社の後輩の披露宴に出席しました。

 

 

確か後輩は26歳。奥さんも同級生だったと思うのできっと26歳。若いな、おい。

 

三十路も中盤戦の私がウダウダしてる間に、若い人たちがその横を猛スピードで追い抜いていく。すごいね、その決断力。私には真似出来ないわ。

 

 

披露宴当日の朝、最寄駅で同僚と待ち合わせ、カフェでビールを何杯か飲んで、ほろ酔いで会場のホテルへ向かいます。朝から飲むビールは何故あんなにも美味しいのか。

 

もはや披露宴に参加することについてはベテランである我々は、御祝儀袋も、筆ペンもホテル近くのコンビニで調達。我々クラスになると「事前に用意をする」ということがなくなります。基本、現地調達。そのうちネクタイも、最後にはスーツまでも現地調達する日が来るかもしれない。

 

そしてホテルのロビーでお金を入れて、記名して、ネクタイ締めて受付へ。

 

受付で御祝儀袋を渡すといつものように披露宴の座席表を渡され、受け取る私。

 

 

今回は職場の先輩枠での招待だから前の方なんだろうなんだろう、と思いながら座席表を開くと案の定前の方。

 

新郎新婦席の真正面、アリーナ最前列が職場の偉い人の席で、その隣が我々偉くはない先輩席。ライブ会場なら偉い人の席がボーカルの前で、我々はギターかベースの人の前。

 

 

会場に入って席に着いてわかったんですが、この席、新郎新婦の席に対して角度が狭いんです。サッカー的に言うと、角度がない。

 

なんかこう、ライブの機材の設営が終わって、なんだここまだお客入れられるじゃん、って感じで作られたステージサイド席のよう。

 

チケット買うときに注意書きで、

「ステージサイド席は演出が見えづらいお席となります。予めご了承ください。」

って書いてある席。

 

言っちゃうともうほとんど、

真横

の席で。

 

 

新郎新婦が入場して、新郎が来賓の方々に向けて挨拶してるんですが、新郎が全然見えない。

 

新郎新婦席の横に置いてあるケーキカット用のケーキが新郎にモロ被りしてる状態。

 

 

私の角度から見ると、

「新郎:ケーキ、新婦:人間」

という披露宴のベテランである私も初めて見る構図。

 

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後輩である新郎がケーキに変わっている。

 

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ケーキに椅子を用意する係員の人。

彼にとっても初めての経験ではないでしょうか。

 

 

披露宴の演出は見えづらかったですが、同じテーブルの同僚とずっとこのケーキネタで盛り上がって結構楽しかったです。