その男、武千代

34歳、独身、モッズ系、借りぐらしの崖っぷち。

延々と続け、昼休み

「昼休み」

 

最近、これがなかなか取れない。

 

なんだかバタバタしたり、遠慮してるうちに夕方になってしまう。

 

午後の16時以降に頂く「昼休み」は、もはや「昼休み」じゃない。

かと言って「夕休み」なんて単語はないから結局「昼休み」とボードに書いて出かける。

でも、それはもう「昼休み」じゃあない。

 

午後の16時以降に頂く「お昼ごはん」も、もはや「お昼ごはん」とは言えない。

「お昼ごはん」と「晩ごはん」の間だ。

ただ「夕ごはん」とは違う。

「夕ごはん」と「晩ごはん」は同義だ。

だから「夕ごはん」とは言わない。私はそう思う。

 

珍しく午後の14時に「昼休み」が取れた。

この時間に食べるご飯は「昼ごはん」と呼んで差し支えないと思う。まだお昼時である。

「昼ごはん」を食べて、喫茶店でお茶をして「昼休み」を満喫している。

 

まだまだ1日は長い。

もう帰りたい。

風邪っぽいからだ。

でもまだ帰れない。

定時まであと3時間くらいある。

このままずっとお茶して帰りたい。

 

そんな土曜日の昼下がり。

 

「昼下がり」ってなんだ。

下がってるのか、昼が。

昼が下がると夕方になるのか。

 

「朝下がり」が来て、昼になるのか。

言わない。

「朝下がり」なんて言わない。

 

じゃあなんだ、「夕下がり」が来て、夜になるのか。

「夕下がり」なんて言うか。

言わない。

少なくとも、私や私の周りの人たちは言わない。

 

 

なんなんだ。まったく。

 

 

昼休みが、終わる。