MAD HEAD LOVE

本当の自分なんてない、嘘の自分もない、そう思いませんか！？

と、酔っ払った先輩にいきなり話しかけられて、そりゃそうでしょうね、と思ったけどちょっと先輩の勢いが凄い。なんだこのテンション、と思っているとコンフィデンス的なドラマも映画も見たせいで影響されているみたいだ。

ドラマも映画も見てないのでよくわからないけど、まあその通りだと思って、同意した。

たしかにその通りです、ホントの自分も嘘の自分も判断するのは周りの人達ですから、イメージと違う行動をすれば嘘と言われるかも知れないし、結局、ホントの自分も嘘の自分も、周りから与えられたイメージの通りに動いているか否かですよね。

と、モヤモヤしてたことがスラスラっと言語化して、結局そういうのって昔どこかで本で読んだ感じだなぁ、村上春樹かなぁ、くらいに思っていたら、先輩はそういう真っ当な意見は求めてなかったみたいで、もうアベンジャーズで誰が好きかみたいな話しをしてて面食らった。

歳とってもアベンジャーズ好きでいられる先輩って素敵、って思って、もっとフィクションの中で生きていかないといけないなぁ、と反省しました。