その男、武千代

38歳、モッズ系2児の父。

師走

気付けばあっという間に12月。2021年もあと少しでおしまい。

若かりし頃に年上の先輩方から、

「30過ぎてから時間の流れが物凄い早くなるぞ」

と飲みの席で聞いても、

「んなわけあるかい、1年はいくつになっても365日で変わらんやろ」

と思ってたけど、年々1年過ぎ去る速度が早くなっている。加速度的に早くなっている。気付いたら今年37歳。立派なアラフォー。嘘だろ、もうすぐ40歳だなんて。

 

直視し難い現実を横目でチラ見して、早く冬休み来ないかなあと、ボンヤリ仕事していたら、そこはさすが師走。「師走バフ」がかかって大して仕事のできる営業マンでもない私までもがまぁまぁ忙しい。

まぁまぁ忙しいのだが、頭のおかしい管理職にこのタイミングで「更年期障害バフ」がかかったようで、ただでさえ激しかった自己主張がさらに激しくなり、1日3回朝昼晩と30分から1時間の講義しないと気が済まなくなっているせいでさらに時間が制限される。運が悪いと個人的なレッスンが小1時間追加されてさらに時間が奪われる。

これが当店名物、「管理職デバフ」だ。もともと社員の士気を下げるデバフ管理職ではあったが、その効果がさらに強力になっている。

 

「師走バフ」と「管理職デバフ」のせいで、「まぁまぁ忙しい」が「クソ忙しい」にレベルアップして、どん底の士気の中、毎日ぜえぜえ仕事している。

 

今年のクリスマスは、サンタクロースにまともな管理職をお願いしようと思う。